主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2021年度精密工学会春季大会
開催地: オンライン開催
開催日: 2021/03/16 - 2021/03/22
p. 89-90
樹脂成形金型は大量生産に対応するために,耐摩耗性,耐食性,離型性などの表面機能を向上させることが重要となる.特に,離型性においては,表面処理のみで改善することが難しく,加工面の状態も大きく影響する.そこで,本研究では,ボールエンドミルにより表面粗さの異なる切削加工面を形成して,その加工面に対して熱硬化性フェノール樹脂を圧縮成形することで,表面粗さパラメータと離型力との相関関係を検討した.