主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2022年度精密工学会秋季大会
開催地: オンライン開催
開催日: 2022/09/07 - 2022/09/09
p. 185-186
パルス列干渉計において干渉縞の包絡線のピーク位置は測位に使われる。その位置を高分解能で解析したい。そのため、本研究グループでは、歪みのあるフーリエ変換を用いて、包絡線のピーク位置付近に時間サンプリング点を集中させる手法を提案した。実験を繰り返す度に、得られる干渉縞の包絡線のピーク位置は変動してしまう。提案法による高分解能可能な範囲は固定されている。そのため、任意の位置にある干渉縞包絡線ピークに対して、提案法を応用することができないという問題がある。本稿では、目的の結果が得られるまで干渉縞をシフトさせることにより、この問題解決を目指す。