精密工学会学術講演会講演論文集
2022年度精密工学会秋季大会
会議情報

歪みのあるフーリエ変換による複数の干渉縞包絡線ピークの高分解能復調
原理及び問題点の確認
*小堺 大輔三浦 岳斗韋 冬
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 185-186

詳細
抄録

パルス列干渉計において干渉縞の包絡線のピーク位置は測位に使われる。その位置を高分解能で解析したい。そのため、本研究グループでは、歪みのあるフーリエ変換を用いて、包絡線のピーク位置付近に時間サンプリング点を集中させる手法を提案した。実験を繰り返す度に、得られる干渉縞の包絡線のピーク位置は変動してしまう。提案法による高分解能可能な範囲は固定されている。そのため、任意の位置にある干渉縞包絡線ピークに対して、提案法を応用することができないという問題がある。本稿では、目的の結果が得られるまで干渉縞をシフトさせることにより、この問題解決を目指す。

著者関連情報
© 2022 公益社団法人 精密工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top