主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2022年度精密工学会秋季大会
開催地: オンライン開催
開催日: 2022/09/07 - 2022/09/09
p. 294-295
大規模構造物におけるボルト締結状態の確認は,ナットにマーキングを行い,締結前後のマーキングの位置変化を目視で判別している.しかし,この従来手法では作業時間やコスト,判断のばらつきが生じる場合がある.そこで本研究では画像処理を用いて締結状態を判別することで確認作業の自動化を行い,将来的にはマーキングを省略した点検手法の構築を目指す.本報では差分法を用いた判別手法の検討を行った結果について述べる.