情報の非対称性を解消する食体験サービスの設計

抄録

本研究では，食事サービスにおける提供者と受給者間の情報の非対称性と情報伝達に着目し，受給者が「食べる」という行為をより豊かな体験として感じられる食体験サービスのプロトタイプを設計することを目的とする．（今田, 2005）による食物の情報処理プロセスを拡張し，食体験を構成する認知感情属性情報を定義し，機能・構造設計を行う．その結果は，豆腐の味噌汁を喫食する食体験サービスプロトタイプ実験を行い検証する．