精密工学会学術講演会講演論文集
2022年度精密工学会春季大会
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炭素繊維を厚さ方向に配向した光造形部品の配向条件の検討
*大塚 智也荷堂 剛中本 剛
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キーワード: 光造形, 炭素繊維, 静電気, 配向
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p. 43-44

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抄録

光造形法では複雑な形状の部品を製作できるが,素材が紫外線硬化樹脂に限られる.光造形法で得られる部品を実用に供するためには機械的な強度が必要である.そのため,本研究では造形物内で炭素繊維を厚さ方向(積層方向)に配向した.その方法として静電気を利用した.配向時の条件について実験により最適な配向条件を得た.これにより造形物中の積層界面でのせん断応力の向上が期待できる.

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© 2022 公益社団法人 精密工学会
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