主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2022年度精密工学会春季大会
開催地: オンライン開催
開催日: 2022/03/15 - 2022/03/17
p. 43-44
光造形法では複雑な形状の部品を製作できるが,素材が紫外線硬化樹脂に限られる.光造形法で得られる部品を実用に供するためには機械的な強度が必要である.そのため,本研究では造形物内で炭素繊維を厚さ方向(積層方向)に配向した.その方法として静電気を利用した.配向時の条件について実験により最適な配向条件を得た.これにより造形物中の積層界面でのせん断応力の向上が期待できる.