精密工学会学術講演会講演論文集
2022年度精密工学会春季大会
会議情報

3+2軸加工における金型表面への工具の接近可能性の高速評価と加工方向の分類
*田口 修太郎乾 正知梅津 信幸
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 489-490

詳細
抄録

金型の切削加工の効率化を目的に,3+2軸加工の利用が増えている.3+2軸加工において必要な加工方向を決める問題は,金型と工具形状,工具位置を表す加工点の集合が与えられたとき,次に全ての点を加工できる工具姿勢の組み合わせを決める問題となる.本研究では,各加工点について工具の取り得る全姿勢を,レイトレーシング処理用ハードウェアを使って高速に計算し,その結果に基づいて必要な工具姿勢の組み合わせを効率的に決定する手法を実現したので報告する.

著者関連情報
© 2022 公益社団法人 精密工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top