精密工学会学術講演会講演論文集
2022年度精密工学会春季大会
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ゲノム情報制御のためのデジタル液滴電気穿孔システムの開発(第2報)
細胞のストレス応答を指標とした電気穿孔条件の検討
*柴田 健生タミン オスウェル岡本 俊哉永井 萌土柴田 隆行
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p. 522-523

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抄録

本研究では,電気穿孔法による高効率な遺伝子導入技術の確立を目的とし,多数の反応器を疑似的な液滴(微小反応場)として利用するデジタル液滴電気穿孔システムの開発を行っている.本報では,細胞のストレス応答に起因する細胞内カルシウムイオン濃度の時間変化を指標とし,電気穿孔プロセスにおける電圧印加条件の影響を検討した.さらに,本提案技術による緑色蛍光タンパク質の遺伝子発現の可能性についても調査した.

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© 2022 公益社団法人 精密工学会
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