主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2022年度精密工学会春季大会
開催地: オンライン開催
開催日: 2022/03/15 - 2022/03/17
p. 524-525
原子間力顕微鏡(AFM)に搭載する新規な機能として,標的となる膜タンパク質を一分子レベルで選択的に分解除去可能な技術の開発を目的としている.本報では,抗原抗体反応の高い分子認識機能を援用したチップ増強ラマン分光法(TERS)に基づく分子構造のリアルタイム可視化技術の実現を目的とし,AgコートAFMプローブのTERS活性の定量的評価法ならびにビオチン抗体の修飾方法を検討し,その基本性能を評価した.