精密工学会学術講演会講演論文集
2022年度精密工学会春季大会
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ガラス棒円筒面より漏洩する光を援用したエッチングによる輪郭形状の転写に関する研究
*門馬 佑昂都田 海人比田井 洋史松坂 壮太
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p. 59-60

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抄録

光アシストエッチングは,化学反応性の雰囲気中に設置した半導体表面へ光を照射し,照射部の溶解を誘起させる加工手法である.本研究では,光を伝搬させたガラス棒の円筒面をGaAsウエハと接触させ,漏洩する光により近傍をエッチングすることで,輪郭形状の転写を試みた.直径が異なるガラス棒を用いると,それぞれの輪郭を反映した加工痕が得られた.これにより,本手法は様々な断面形状の溝形成が可能であると示唆された.

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© 2022 公益社団法人 精密工学会
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