精密工学会学術講演会講演論文集
2022年度精密工学会春季大会
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連続波レーザを用いた金属球マニピュレーションによるガラスの構造変化
*福嶋 駿太伊東 翔比田井 洋史岸 哲生松坂 壮太
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p. 57-58

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抄録

レーザ照射によりガラスに密着させた金属箔を加熱することで,ガラス内部へ金属球が導入できる.さらに金属球をガラス内で動かすことで,軌跡には恒久的な変質が誘起される.本研究では,軌跡領域のガラス構造について調査した結果を報告する.調査の際には,ラマンスペクトル,IR反射スペクトルおよびエッチングレートが測定された.その結果,金属球の移動によってガラス内の3員環構造が増加することが明らかになった.

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© 2022 公益社団法人 精密工学会
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