精密工学会学術講演会講演論文集
2022年度精密工学会春季大会
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ドリル加工における長・短期記憶を用いた工具摩耗量の推定
*小田 和哉諏訪 晴彦
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p. 711-712

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抄録

本研究では,深層学習の一つである長・短期記憶を用いて工具摩耗量の推定を行う.ドリル加工を対象として,多様な被削材,切削条件の下で加工実験を行い,切削動力の時系列および工具摩耗幅の測定結果を取得する.切削動力に関して,工具の新品状態からの変化量を訓練データとして,摩耗幅の推定を試みた.検証実験を通じて,学習結果と切削動力の変化量との関係および長・短期記憶の有用性を示す.

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© 2022 公益社団法人 精密工学会
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