精密工学会学術講演会講演論文集
2023年度精密工学会秋季大会
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二重放物面集束型振動子(DPLUS)の高出力化に向けた反射面構造の検討
*家入 匠生山田 恭平森田 剛
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会議録・要旨集 認証あり

p. 381-382

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抄録

超音波を集束して細棒導波路先端から照射する強力超音波振動子(DPLUS)の高出力化を目的として,二つの反射面である放物面構造を有限要素法によって検討した.まず,第一反射面については,反射時のモード変換効率と波動拡散が超音波の集束過程に重要であることを見出し,その構造最適化を行った.次に,第二反射面の構造と伝搬する超音波の波長の関連性に着目し,第二反射面構造がDPLUSの出力に与える影響を明らかにした.

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© 2023 公益社団法人 精密工学会
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