精密工学会学術講演会講演論文集
2023年度精密工学会秋季大会
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最大内接立方体を用いた距離場の構築とその厚み評価への応用
*黄野 竜乾 正知
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キーワード: 距離場, 厚み, 隙間, GPU, CAD
会議録・要旨集 認証あり

p. 53-54

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抄録

立体内部の厚み分布を記録する新手法として、最大内接立方体を用いる手法を開発した。本手法では、立体の多面体モデルをボクセルモデルに変換し、各ボクセルを中心とする内接立方体を計算しその幅の半値をボクセルに記録することで、立体内部を「立方体距離場」と呼ばれる距離空間に変換する。さらにこの距離場のデータに基づいて、立体表面の各点に接する最大内接立方体を計算し、その幅に基づいて立体上の各点の厚みを得る。

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© 2023 公益社団法人 精密工学会
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