精密工学会学術講演会講演論文集
2023年度精密工学会春季大会
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ジャイロイド構造を採用した減衰キャリッジの開発
詳細な設計パラメータの検討
*福田 哲也高杉 敬吾浅川 直紀
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p. 106-107

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抄録

転がり案内は極めて低い摩擦抵抗によって送りの高速化を実現し,また機構の簡略化の観点から昨今の工作機械では広く用いられている.しかし滑り案内に対して動剛性が劣り,びびり振動を誘発する要因とされる.そこで本研究では極小曲面の一種であるジャイロイドに着目し,これを用いた転がり案内向けの減衰キャリッジを提案する.今回はキャリッジの空孔径やレールとの隙間等の設計パラメータの影響を比較,検討したので報告する.

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© 2023 公益社団法人 精密工学会
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