主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2024年度精密工学会秋季大会
開催地: 岡山大学
開催日: 2024/09/04 - 2024/09/06
p. 276-277
超音波モータの利点である高速応答性を完全に発揮するにはステータ振動を高速に制御する必要がある.しかし、ステータ振動は強い非線形性を持ち、僅かな周波数の誤差で回転が停止し得る。そのため,応答性と同時に外乱への頑強性が求められる.本研究では深層強化学習を用い超音波モータUSR60の無負荷下立ち上げ制御を行った.その結果3msで250rpmに到達する結果が得られた.著者らはトルク負荷化での応答についても現在検討を行っている.