主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2024年度精密工学会秋季大会
開催地: 岡山大学
開催日: 2024/09/04 - 2024/09/06
p. 407-408
従来のハイポイドギヤの歯面精度管理は光明丹を用いた経験的手法であり,測定精度が観測者に委ねられているという問題がある.そこで本研究では,赤外線領域を用いた定量的なかみあい評価手法の提案を目的としている.本報ではサーモグラフィより得られる歯面温度と熱回路網モデルを使用した歯面の昇温シミュレーションをおこない,各パラメータについて検討した.その結果,モデルの精度向上に効果的であるという結果が得られた.