主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2024年度精密工学会春季大会
開催地: 東京大学
開催日: 2024/03/12 - 2024/03/14
p. 211-212
生産システムの設備総合効率向上のための改善活動では故障原因の調査が重要であり,FMEAや保全記録といった蓄積された知識の活用が検討されている.保全記録は統一された記述方法がなく,対象とする故障の階層も整理されていないため,活用が難しかった.本研究では保全記録の記述方法を提案し,熟練者の故障の認識を反映したオントロジーで表現することで,FMEAと保全記録を併用し故障原因の推論精度を向上させた.