主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2024年度精密工学会春季大会
開催地: 東京大学
開催日: 2024/03/12 - 2024/03/14
p. 276-277
超音波振動切削は高速なテクスチャリング技法として注目される.これまで背分力方向に縦振動する旋削バイトを用いて,ステンレス鋼に旋削加工で創成したテクスチャの理論形状を明らかにした.本研究では,摺動部品への適用のために焼入鋼にも同様の理論形状でテクスチャリング可能か検証した.その結果,超音波振動に起因するテクスチャ高さが理論形状と比較して50 %小さくなることを確認した.