精密工学会学術講演会講演論文集
2024年度精密工学会春季大会
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タンパク質プローブを用いた表面力測定における接触時間と浸漬時間の影響
*上田 隼之将小林 隼人長谷川 真之島 義和河野 貴裕金子 新
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キーワード: タンパク質, 吸着, 表面力, 界面
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p. 399

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抄録

タンパク質を被覆したプローブを用いた表面力測定により,各種材料へのタンパク質の吸着性やその吸着機構を明らかにすることを試みている.同測定では,プローブと試料を接触させてから一定時間保持するが,その接触時間が長くなるとプローブの上方への変位が確認され,その界面の状態変化が示唆された.また,測定は純水中で行っているが,測定までのプローブと試料の浸漬時間によっても変化することがわかった.

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© 2024 公益社団法人 精密工学会
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