精密工学会学術講演会講演論文集
2024年度精密工学会春季大会
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X線自由電子レーザーを用いた誘導X線ラマン散乱イメージング手法の検討
*中田 勇宇Jordan T. O’Neal吉永 享太櫻井 快島村 勇徳木村 隆志
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p. 424

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抄録

共鳴非弾性X線散乱(RIXS)のイメージング応用が実現すれば、物質内の空間上の各点における酸化状態の識別などが可能となる。本研究では、誘導X線ラマン顕微鏡の実現のため、軟X線自由電子レーザーを用いたStimulated RIXSのプロセスと、ウォルターミラーを用いた結像光学系を提案する。さらにスペクトル解析のためマルチ開口回折格子(MAG)を導入する。本発表では、MAGの設計・作製及び、シミュレーションの開発とその結果について報告する。

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