主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2024年度精密工学会春季大会
開催地: 東京大学
開催日: 2024/03/12 - 2024/03/14
p. 424
共鳴非弾性X線散乱(RIXS)のイメージング応用が実現すれば、物質内の空間上の各点における酸化状態の識別などが可能となる。本研究では、誘導X線ラマン顕微鏡の実現のため、軟X線自由電子レーザーを用いたStimulated RIXSのプロセスと、ウォルターミラーを用いた結像光学系を提案する。さらにスペクトル解析のためマルチ開口回折格子(MAG)を導入する。本発表では、MAGの設計・作製及び、シミュレーションの開発とその結果について報告する。