主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2024年度精密工学会春季大会
開催地: 東京大学
開催日: 2024/03/12 - 2024/03/14
p. 422-423
走査・結像型X線顕微法は,1次元の集光素子および結像素子を用いたラインスキャン光学系により,比較的短時間で吸収・微分位相像の同時取得が可能なイメージング手法である.我々はAdvanced Kirkpatrick-Baezミラー光学系に基づく走査・結像型X線顕微鏡を開発し,高スループットおよび色収差の無い高分解能マルチモーダルイメージングの実現を目指している.本講演では,SPring-8にて行った吸収・微分位相像の同時取得や,試料面内回転計測による高分解能像再構成の結果について報告する.