デジタル技術を活用した参加型バックキャスティングシナリオ設計手法の提案

抄録

本研究ではデジタル技術を活用することで、参加型バックキャスティングシナリオ設計における参加者の発想支援とプロセス効率を改善する手法の開発を目的とした。本研究は予備実験と既存研究に基づいてバーチャルリアリティ（VR）と大規模言語モデル（LLM）を活用した手法を提案し、富山市でケーススタディを実施した。結果としてVRは発想支援に対する有用性を確認できた一方、LLMはプロセスの時間短縮に繋がらなかった。