精密工学会学術講演会講演論文集
2024年度精密工学会春季大会
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複数のX線透過画像と三次元点群を用いた溶接部の欠陥位置推定
*川上 達彦大竹 豊
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p. 486-487

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抄録

溶接部における欠陥の三次元位置を推定するため、複数のX線透過画像と三次元点群を用いた欠陥イメージング手法を提案する。まず、X線透過画像の減弱率と三次元点群から求めた透過厚さから線吸収係数の分布を取得し、各画像における欠陥位置を評価する。次に、欠陥位置を三次元空間に逆投影し、視体積交差法によって欠陥を三次元復元する。平板溶接試験片を用いた実験を行い、欠陥像を詳細にイメージングできることを確認した。

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