精密工学会学術講演会講演論文集
2024年度精密工学会春季大会
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牛ルーメン内細菌を利用した微生物燃料電池の長寿命化に向けた検討
*清水 康貴山本 道貴高松 誠一伊藤 寿浩
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p. 618-619

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抄録

牛ルーメンセンサの電源として検討されている牛ルーメン内細菌を利用した微生物燃料電池(MFC)には陽極が大気から遮断された状態では発電が安定しないという課題がある。本研究では他MFCにおいて用いられている構造に着目し、その発電持続性の評価を行った。評価の結果、検討構造では陽極が大気から遮断されていても安定して発電が持続すること及びルーメンセンサの稼働のためには性能向上を要することが示された。

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