主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2024年度精密工学会春季大会
開催地: 東京大学
開催日: 2024/03/12 - 2024/03/14
p. 63-64
高速度カメラを用いたX線域での加工現象の観察は,切り屑や加工具そのものなどの障害物を透過し,物体内部の観察を可能にする.これは加工原理の解明や加工の高精度化・高効率化につながる可能性がある.本研究では,現場において幅広い場面で使用されているミーリング加工を動力計と同期させながら,大型放射光施設であるSPring-8のビームラインで観察し,工具とワークの振動,一刃当たりの加工量の解析などを行った.