精密工学会学術講演会講演論文集
2024年度精密工学会春季大会
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ロボットと人間の協調作業における作業中の偶発的な要因による精神負担の評価
*中川 隼斎藤 雄太石田 和貴杉 正夫
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キーワード: 作業支援
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p. 812-813

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抄録

近年,工場などでの生産方式としてセル生産方式が採用されることが増えている.しかし,セル生産方式には作業者の負担が大きくなるという問題がある.そのため,部品の配膳や支持をロボットが行うという「人間・ロボット協調型セル生産組立システム」というものを提案する.ただ,ロボットと人間の協調作業において,作業者に精神負担がかかることが考えられる.この研究では作業中の偶発的な要因によりストレスがかかると仮定し,ロボットに誤作動を誘発させ,発生する作業者の精神負担を測定した.精神負担の指標として,皮膚電位計測の結果から推察できる自律神経や,実験後のNASA-TLXのWWL得点を用いた.

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