精密工学会学術講演会講演論文集
2025年度精密工学会春季大会
会議情報

遠心送液型マルチプレックス遺伝子診断デバイスの開発(第4報)
2液混合機能を有するデバイスの性能評価
*下川 翔太朗佐柄 雅聡夏原 大悟岡本 俊哉永井 萌土柴田 隆行
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会議録・要旨集 認証あり

p. 367-368

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抄録

本研究では、複数種類の標的遺伝子を迅速かつ簡便に検査するための遠心送液型マルチプレックス遺伝子診断デバイスの開発を行っている。本報では、汎用性を高めるために、検体と試薬の注入口をそれぞれ独立して設け、回転中に合流・混合させて反応容器へ充填可能な2液混合デバイスを提案した。さらに、食物アレルギー物質の等温遺伝子増幅実験(比色LAMP法)を行い、DNA濃度の定量解析結果から、デバイスの性能を評価した。

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