主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2025年度精密工学会春季大会
開催地: 千葉工業大学
開催日: 2025/03/17 - 2025/03/19
p. 402-403
X線タルボ・ロー干渉計を用いた位相CTは通常のCTより軽元素の識別性が高く非破壊検査や医療への応用が考えられるが, 微分位相像は, 格子構造による一方向の信号しか得られず, アーチファクトの低減や画質向上が課題となっている. そこで, 本研究では方向の異なる微分位相像から完全な 2次元信号を得て, 3次元勾配から再構成する新手法を提案した. さらに, 吸収CTを利用することで有意なアーチファクトの低減がみられた.