品質
Online ISSN : 2432-1044
Print ISSN : 0386-8230
応用研究論文
品質特性に制約がある場合の操業条件設定方法の実際問題への応用に関する考察
山田 秀小島 潤狩野 紀昭
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1994 年 24 巻 4 号 p. 73-79

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抄録

山田・狩野は、化学工業等のプロセス産業において、複数個の品質特性に制約が与えられている場合に、この制約を満たす確率を保証した操業条件の設定方法を提案している。本論文では、まず、この方法で樹脂製造工程の改善を行った結果を通して,この方法の応用方法を示す.次に,この応用結果を通して,実際問題の応用方法に関する考察を,現行条件の評価,追加実験領域の選定方法,制約を満たす確率と操業コストと同時に考慮した操業条件設定,設定した操業条件の妥当性の確認方法,操業条件設定後のさらなる改善方法の点から行う.なお,この方法を両側の場合に拡張した理論についてもAppendixに併せて示す.

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© 1994 一般社団法人 日本品質管理学会
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