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T法(1)の考え方を利用した新しい回帰手法の提案
前田 誠
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2017 年 47 巻 2 号 p. 185-194

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抄録
 重回帰分析は回帰分析の代表的なものである.もしサンプルの数が十分多く説明変数間の多重共線がなければ重回帰分析は優れた方法である.しかしこれらの条件が満たされない場合には重回帰分析では解を持たないか不安定な解を得られる.この問題を解決するためのいくつかの手法が提案されており,T法⑴はそれらのひとつである.T法⑴は単回帰を利用しているの で多重共線の問題は起きないが重回帰より必ずしも優れているとは言えない.
 本稿ではT法⑴の考え方を利用して性能を向上させた新しい手法を報告する.新しい方法は単回帰を利用し,良い推定ができるまでそれを繰り返すものである.したがってこの方法を多重単回帰と名付けた.数値実験をしたところ多重単回帰は重回帰分析,T法⑴,主成分回帰,部分最小自乗法より優れていることがわかった.
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© 2017 一般社団法人 日本品質管理学会
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