放射線地学研究所
2008 年 57 巻 5 号 p. 305-311
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安山岩地帯の空気吸収線量率レベルの特徴を理解するために31か所で得た線量率データを解析した。線量率は岩石のK2O含有量が増えるに従って増加した。この傾向を解釈するために玄武岩質マグマの結晶分化,玄武岩質マグマと珪長質マグマの混合,マントル物質の部分溶融の三つのモデルを適用した。これらをもとにして安山岩地帯の線量率をK2O含有量の関数として表現できる半経験式を導いた。
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