RADIOISOTOPES
Online ISSN : 1884-4111
Print ISSN : 0033-8303
ノート
照射害虫のESR信号
鵜飼 光子亀谷 宏美今村 太郎宮ノ下 明大等々力 節子下山 雄平
著者情報
ジャーナル オープンアクセス

2009 年 58 巻 12 号 p. 799-806

詳細
抄録

電子スピン共鳴(ESR)法を用い照射害虫の計測を行った。コクゾウムシ(Sitophilus zeamais Motschulsky),コクヌストモドキ(Tribolium castaneum),ノシメマダラメイガ(Plodia interpunctella),タバコシバンムシ(Lasioderma serricone)である。ESR信号はg=2の1本線と,この1本線と同じg値を中心とした6本線であった。1本線の信号は有機フリーラジカル信号由来である。6本線の信号はMn2+の超微細構造線による。照射処理により新規信号は発現しなかった。照射誘導ラジカルの緩和時間(T1とT2)は照射処理前後で変化しなかった。

著者関連情報
© 2009 by Japan Radioisotope Association
前の記事 次の記事
feedback
Top