RADIOISOTOPES
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イットリウム-90標識抗CD20抗体を用いたB細胞性非ホジキンリンパ腫患者の放射免疫療法に係る医療実態調査報告書
日下部 きよ子中川 恵一波多野 正堤 昭二近野 一博柴田 敬悟的場 義典池渕 秀治柳田 幸子岩永 哲雄
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2009 年 58 巻 8 号 p. 557-576

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抄録

90Y-イブリツモマブチウキセタンによる放射性同位元素内照射療法の実施には,がん化学療法,放射線治療,核医学検査等に十分な知識と経験を持つ医師等の確保,施設及び設備の確保並びに安全管理体制の整備が必要である。日本核医学会及び日本放射線腫瘍学会では,“放射性同位元素内照射療法”の技術評価のため,16施設を調査対象として,90Y-イブリツモマブチウキセタンを用いた治療の技術評価に基づく経済評価調査を行った。本治療の適切な普及のためには,医療機関のコスト負担に見合う診療報酬として1症例あたり4 450点(5回算定)の設定が必要と考えられた。

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© 2009 by Japan Radioisotope Association
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