放射線地学研究所
2012 年 61 巻 9 号 p. 481-487
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火成岩地帯における地表γ線量率レベルの岩石学的特徴を理解するために岩石試料中のウラン,トリウム及びカリウム含有量から評価した空気吸収線量率とSiO2及びK2O含有量を比較した。線量率はSiO2及びK2O岩石の含有量が増えるにしたがって増加する傾向を示した。この傾向を定量的に解析するために岩石の部分溶融及びマグマの結晶分化モデルを適用し,線量率を岩石中のK2O含有量の関数として表現する半経験式を導いた。
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