(独)放射線医学総合研究所放射線防護研究センター廃棄物技術開発研究チーム
2014 年 63 巻 2 号 p. 87-92
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カキ(Diospyros kaki)の果実を干し柿等へ加工すると水分含量が減少して放射性セシウムが濃縮するため,食品中に含まれる放射性物質の基準値を上回る可能性がある。そこで果実の加工後の濃度を収穫・加工前に予測するために,葉中の濃度を目安にする方法を検討した。生果実の濃度は葉の濃度に対し0.4以下であり収穫期が近づくにつれてその比が減少した。葉を測定することで加工製品中の濃度をほぼ推定できる。
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