筑波大学医学医療系
2015 年 64 巻 1 号 p. 37-46
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BNCTの線量評価は,まずホウ素(10B)と中性子との反応によって生じるホウ素線量を評価する。さらに生体組織を構成する窒素や水素と中性子との反応で生じる線量や,ビームに混入するγ線による付随線量も評価しなければならない。中性子の粒子挙動は複雑であるため,BNCTの線量評価にはモンテカルロ法が用いられる。したがってBNCT用の治療計画システムには開発当初からモンテカルロ線量計算エンジンが実用化されている。
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