岡山大学医学部放射線医学教室
香川大学総合生命科学研究センター放射性同位元素実験部門(医学部地区)
国際医療福祉大学医学部解剖学
香川大学医学部放射線医学教室
岡山大学大学院保健学研究科
2017 年 66 巻 8 号 p. 307-310
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コバルト–ブレオマイシンは腫瘍に多く取り込まれるので,この化合物は化学的に修飾するための出発物質に適している。我々は既に,3-125I–コバルト–ブレオマイシンの合成とこの化合物の担がん動物における体内分布を報告した。今回の研究で,3-125I–コバルト–ブレオマイシンが腫瘍(背,大腿皮下,首),腎臓,肝臓,糞に多く集積することが全身オートラジオグラムによって示された。この化合物の腫瘍親和性が全身オートラジオグラムによって証明された。