日本原子力研究開発機構原子力基礎工学研究センター
2018 年 67 巻 10 号 p. 483-493
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ウランやネプツニウムをはじめとした,溶液内で種々の酸化状態をとるアクチノイドイオンの電極反応と酸化還元の特徴を概説する。フロー電解法は迅速かつ高効率な電解が可能で,反応速度の遅い酸化還元の観測にも適用できる。同法を用いて取得したアクチノイドの酸化還元挙動や,これに立脚した酸化状態の迅速調整法を紹介するとともに,電解に伴って発現する溶液内反応や電極上での触媒的還元などについても解説する。
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