RADIOISOTOPES
Online ISSN : 1884-4111
Print ISSN : 0033-8303
ISSN-L : 0033-8303
自動チャンネル比演算式200サンプル液体シンチレーション・カウンター
三輪 博秀森田 吾夫葛西 建男山本 祐二堀尾 潤日野 紀男朝山 幸雄
著者情報
ジャーナル フリー

1965 年 14 巻 2 号 p. 126-131

詳細
抄録

自動チャンネル比演算式200サンプル液体シンチレーション・カウンターについて述べた。
本装置はつぎの構成よりなる。200個自動試料交換装置, 波高分析装置および自動計数装置である。
自動試料交換装置は冷却方式とし, 特殊な駆動方法を採用したので小型でありながら多量の試料を装着することができ, またグループ選別測定などの操作が行なえる。検出プローブは電流結合方式によりS/Nを向上した。波高分析装置は全トランジスタ化とし, またグラフィックパネルにより測定操作がきわめて便利である。自動計数装置はすべて自動化され, とくに計数効率の算出のためのチャンネル比演算記録を行なう。本装置は1チャンネルから3チャンネルまで任意選択測定できる。

著者関連情報
© 社団法人 日本アイソトープ協会
前の記事 次の記事
feedback
Top