RADIOISOTOPES
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ヒューマン・カウンターによる全身および部分放射能, 同時測定法に関する研究
今堀 彰
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1967 年 16 巻 11 号 p. 591-597

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抄録

東大ヒューマン・カウンターによる, 全身測定, 部分測定および線スキャンニングの3者を同時に併用する測定法を用いて, 放射性物質の体内挙動を多面的に把握する方法を検討した。
被検者にNa131Iを経口投与し, 投与直後, 約1時間後および24時間後に測定を行なった。線スキャンニングから求めた身長方向の体内分布曲線の解析から, 甲状腺摂取率の時間的変化および体内残留率の測定方法を検討し, あわせて, プラスチック検出器による全身測定の問題点を指摘した。
放射線健康管理上, とくに内部汚染事故における被曝線量推定の手段としての, 全身測定と部分測定併用のもつ有用性について考察を加えた。

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