新潟大学理学部化学教室
新潟大学積雪地域災害センター
1988 年 37 巻 10 号 p. 545-551
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液体シンチレーション測定における環境水中のトリチウム (T) 濃度の新たな検出効率補正法として, 重心法とα放射体内部標準法を検討した。前者はγ線照射によるコンプトンスペクトルの重心を指標とするもので, 従来のESCR法に比べて統計誤差が少なく測定時間も短い。後者は210PoをT測定用シンチレータに混入しαスペクトルピークのシフトを利用して検出効率を求めるもので, さらに信頼性が高い。
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