RADIOISOTOPES
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心プールスキャニング剤テクネチウムヒト血清アルブミンD (99mTc) 注射液 (99mTc-HSA-D) の臨床経験
99mTc-HSAとの比較検討―
馬淵 順久浜田 辰巳石川 欽司坂下 太郎柴 芳浩浅井 義行高田 裕史松本 富美子岩本 誠二熊野 町子石田 修
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1988 年 37 巻 7 号 p. 380-386

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抄録

心RIアソギオグラフィが施行された16例で, 99mTc-HSA-Dと99mTc-HSAの比較検討を行った。99mTc-HSA-Dは99mTc-HSAに比し充分に高い血中放射能を保持することが示された。99mTc-HSAの画像は経時的に劣化するのに対し, 99mTc-HSA-Dによるものは安定しており, 病変の検出能も優れていた。尿中排泄は99mTc-HSA-Dで著明に少なかった。99mTc-HSA-Dは標識操作を必要としない既標識注射液でもあり, 臨床における有用性が認められた。

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© 社団法人 日本アイソトープ協会
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