ホリスティックサイエンス学術協議会会報誌
Online ISSN : 2760-1218
Print ISSN : 1883-3721
KKスケール法を用いた急性脳症の後遺症で睡眠や食欲等に影響が残る被験者に対するアロマセラピー効果の評価
柚原 圭子島根 美穂
著者情報
ジャーナル フリー

2023 年 17 巻 2 号 p. 1-33

詳細
抄録

急性脳症とは、ウイルスなどの病原体に感染した際、身体が病原体に対して反応を起こすことで、脳に急激なむくみが生じる病気である。急性脳症では、けいれんや意識障害を起こすことが多く、後遺症が残ってしまう可能性もある。そのため、症状や検査結果などから的確に治療することが重要とされている。治療後も知的障害や運動障害、てんかんなどの後遺症が残るケースが多い。 本検討は、急性脳症の後遺症が残る被験者に対し、概ね7日に1度のアロマセラピートリートメントを9クール行い、その結果をKKスケール法を用いて記録し、QOLの変化を観察し分析したものである。

著者関連情報
© ホリスティックサイエンス学術協議会
feedback
Top