日本信頼性学会誌 信頼性
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8-1 衝撃回数と累積損傷量に基づいた二変量取り替え政策に関する一考察(セッション8「保全計画」,第14回信頼性シンポジウム報文集)
田村 信幸
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2001 年 23 巻 7 号 p. 785-788

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抄録
本報告では,衝撃回数と累積損傷量に基づく新たな二変量取り替え政策を提案する.再生過程の理論を用い長時間における単位時間当たりの期待コストを導出し,既存の二変量取り替え政策に比べより経済的であることを示す.さらに,2つの内のどちらか一方の情報だけを用いて予防取り替えを行うという一変量取り替え政策との比較を行い,多くの情報を用いて保全を実施することの有効性も明らかにする.
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© 2001 日本信頼性学会
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