抄録
JR東日本では,現場信号機器の制御をメタリックケーブルによる電圧制御から,光ネットワークを介した情報制御に変革することで,設計・施工・試験の簡素化を実現する「ネットワーク信号制御システム」の開発を行い2007年2月に初号駅で使用開始を行った.その後,駅中間の閉そく信号機器の制御を行う駅中間NW信号システムの開発導入,さらには駅機器室内の論理装置を統合する駅構内論理装置も開発導入され,標準の連動装置として,,さらなる導入拡大が計画されている.本稿では,本システムの安全性・信頼性技術について示す.