信頼性シンポジウム発表報文集
Online ISSN : 2424-2357
ISSN-L : 2424-2357
2005_秋季
セッションID: 2-4
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2-4 NVP設計問題の分岐限定法による解法アルゴリズム(セッション2「システムの信頼性、保全性」)
*山地 秀美山本 久志辻村 泰寛神林 靖
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抄録
Nーバージョンプログラム(NVP)は、ソフトウェアシステムのフォールトトレラント設計技術の1つで、同一の機能を持つ、異なるN種類のソフトウェアバージョンの出力結果で過半数を占めたものを採用する.1つのタスクは複数のサブタスクから構成され、それぞれに対し選択可能な複数のバージョンが用意される.NVP設計問題はコスト制約のもとに信頼度を最大とする単目的問題として定式化されてきた.これに対し動的計画法や遺伝的アルゴリズムによる解法が提案されている.本研究では、コスト最小、信頼度最大を目的関数とする2目的問題としてNVP設計問題をとらえ、その性質に基づいた分岐限定法による解法アルゴリズムを提案する.
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© 2005 日本信頼性学会
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