信頼性シンポジウム発表報文集
Online ISSN : 2424-2357
ISSN-L : 2424-2357
2008_秋季
セッションID: 3-2
会議情報
3-2 機械類の機能安全規格における安全側故障割合と自己診断率の妥当性について(セッション3「安全性(1)」)
*櫛引 豪陶山 貢市佐藤 吉信
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

機械類の機能安全規格であるIEC 62061とISO 13849-1は,安全関連部分の確率論的な性能標準としてそれぞれSILとPLを用いており,各々安全側故障割合(SFF)と自己診断率(DC)などの付帯条件で制約される.そこで,SFF,DC及び危険事象との関係を,状態遷移モデルに基づき定式化し,SFFとDCの妥当性を検討した.その結果,SFF,DCでSIL又はPLを制約することは妥当とは言えないことが判明した.

著者関連情報
© 2008 日本信頼性学会
前の記事 次の記事
feedback
Top