信頼性シンポジウム発表報文集
Online ISSN : 2424-2357
ISSN-L : 2424-2357
2013_春季
セッションID: 1-3
会議情報
1-3 積雪寒冷地における冬期気象条件を考慮した踏切安全性評価手法(セッション1「安全性,リスク(1)」)
*畠山 直宮地 由芽子栗原 靖鏑木 俊暁
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
鉄道総研では踏切の安全性を評価するために,従来から重回帰分析等を用いた分析を行ってきた.しかし,従来手法では,気象要因を考慮していないため,積雪寒冷地のように冬期の気象による影響で事故に至る事象を適切に説明できない.本発表では,新たな指標として,冬期の気象要因等を加え,ポアソン回帰分析を用いた手法を提案する.提案手法を,実際の積雪寒冷地の踏切に適用した結果,推定結果と実際の値の相関が向上し,推定精度が改善されることを確認した.
著者関連情報
© 2013 日本信頼性学会
前の記事 次の記事
feedback
Top