信頼性シンポジウム発表報文集
Online ISSN : 2424-2357
ISSN-L : 2424-2357
2015_春季
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2-4 信頼性加速試験の国際標準IEC62506の概要とそのポイント(セッション2「試験,故障解析,部品,要素技術の信頼性,ハードウェア面,組織,管理,規格,プロジェクト管理」)
*原田 文明
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p. 35-38

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抄録
信頼性加速試験の国際規格として2013年6月にIEC62506が制定された.新製品の短期開発のために加速試験は不可欠な手法であるが短時間での故障現象の発生だけに注目するのではなく信頼性の技法として共通の認識で行う必要がある.また,加速試験の持つリスクや限界も十分に理解されていないことが多いことから米国の提案で検討が始まり約3年間の検討と審議を経て制定された.本発表ではプロジェクトメンバーとして制定に携わった立場から制定の経緯や国際標準化の意義を踏まえてこの規格の概要を紹介する.
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© 2015 日本信頼性学会
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