実験音声学・言語学研究
Online ISSN : 1883-6763
論文
パラトグラフィー・リンゴグラフィーによる日本語ラ行子音の特徴について
竹石 絵梨福盛 貴弘
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2015 年 7 巻 p. 45-63

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抄録

本稿では、パラトグラフィーおよびリンゴグラフィーという静的な生理音声学的方法を用いて、日本語のラ行子音を観察した。この方法は、塗布剤がついた口蓋あるいは舌で調音位置を判断するものであるが、/da/と/ra/の違いについては、接触面積の差によって破裂音かはじき音かという調音様式を判断できると想定した。結果として、両者の区別は接触面積が相対的に小さい方がはじき音であることが確認できた。他に/ra/が側面音になる者、/da/の調音の際に舌背全体が口蓋に接触する者がいることも確認できた。

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