日本実験言語学会 [日本]
大東文化大学外国語学部 [日本]
2015 年 7 巻 p. 45-63
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
本稿では、パラトグラフィーおよびリンゴグラフィーという静的な生理音声学的方法を用いて、日本語のラ行子音を観察した。この方法は、塗布剤がついた口蓋あるいは舌で調音位置を判断するものであるが、/da/と/ra/の違いについては、接触面積の差によって破裂音かはじき音かという調音様式を判断できると想定した。結果として、両者の区別は接触面積が相対的に小さい方がはじき音であることが確認できた。他に/ra/が側面音になる者、/da/の調音の際に舌背全体が口蓋に接触する者がいることも確認できた。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら